幸せな動物に会えるロットネスト島
まだ3回目の記事ですが、今回はいきなり私たちの住むブリスベンを離れ、オーストラリアを横断した西側の都市パース(Perth)をご紹介します。
パースは西オーストラリア州の州都で、シドニー、メルボルン、ブリスベンに次ぐ国内第四の都市です。ブリスベンの人口約230万人に対してパースの人口は約201万人(2014年現在)と少なめですが、2014年の人口増加率はブリスベンよりも高かったとのこと。
さて、今回は紹介するのはそんなパースの街並み…ではなく、パースからフェリーで1時間ほど離れたロットネスト島!
この島はクオッカ(Quokka)ワラビーという小動物の生息地として有名です。ワラビーってご存知ですか?明確な定義はないようですが、簡単に言うと小さいカンガルーです。その名前からも分かるようにクオッカワラビーもカンガルーの仲間なのですが、むかしむかし、この島にやってきたオランダ人探検家は、クオッカの姿を見てねずみと勘違いしてしまったそうです。
ねずみは英語で「ラット」。「ネスト」は巣の意味。ラットがオランダ人の発音で「ロット」になり、この島はロットネスト(ねずみの巣)島と呼ばれるようになったそうです。
そんなねずみと勘違いされてしまったクオッカの姿はこちら。
わ、笑ってる!!!!!
下から撮っても笑顔。
アップで撮ってもニコニコ。
クオッカはとても人懐っこいので、カメラを向けるとこうやって自ら近づいてきます。お陰でピントが合わない…笑 (※クオッカに触ることは法律で禁止されています。)
確かにカンガルーというよりねずみに似ている気がしませんか?ピカチュウのモデルになった動物とも言われていますが、ピカチュウってねずみポケモン…お母さんがお腹の袋で赤ちゃんを育てるところや、ピョコピョコ飛び跳ねる後ろ姿はカンガルーそっくりなんですけどね。
どちらにしても、この笑顔はとっても魅力的。気がつくとこちらまでつられて笑顔になってしまいます。
みなさんも幸せのお裾分けをしてもらってはいかがですか?
器用に両手でお食事してます。
幸せそう…!!
ご夫婦。右のクオッカは妊娠中のようでした。
きれいなビーチがあることでも有名です。